京都・吉田神社で火炉設置 節分、お札・お守りのみ受け付け

2月3日の節分を前に、京都市左京区の吉田神社は、古いお札やお守りを納める火炉を設置した。紙袋やビニール袋は引き取ってもらう。スナップ写真や遺影、位牌、マスコット人形など個人的に大切なものでも、火炉祭にそぐわないものは持ち込みを断るという。

 火炉祭は、3日午後11時ごろに点火され、納められたお守りやお札を焚(た)き上げる行事。火炉は一昨年までは円筒形(直径約5メートル)で、大量のお守りなどに点火し、大きな火柱を上げる行事として知られていた。昨年からは長方形(縦約6メートル、横約4メートル)にし、持ち込まれたお札やお守りの神々を、長細い木に紙で作った紙垂(しで)を挟んだ御幣に集め、その御幣を焚き上げる方法に変更した。お守りやお札に直接点火しない。

 神社は、再利用可能な紙袋やビニール袋は取り外し、関係のないものは持ち込まないよう呼び掛けている。
/////
参考
/////