インド株への対応も 伊原木岡山県知事「6月以降も対策を継続」
中国5県の知事による中国地方知事会議が開かれ、日本国内でも感染が確認されているインド株への対応などについて意見が交わされました。
また、伊原木知事は6月以降も現在行われている対策を継続する意向を明らかにしています。
会議では、新型コロナウイルスの各県の状況が報告されたほか、変異株への対応などについて話し合われました。
その中でもインド株はこれまで以上の感染力が想定されることから、中国地方で今後発生した際に状況や分析結果を共有することに加え、水際対策を徹底することで合意しました。
一方、伊原木知事は、期限が迫る緊急事態宣言について言及しました。
また、伊原木知事は緊急事態宣言に関係なく、6月以降も現在と同程度の対策を継続する考えを明らかにしています。
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インド型 全国で新たに21人感染 ( 同じ過ちを繰り返している? イギリス型のときと同じ! 今度こそ、国も自治体も対策の準備を!)
感染力が強いとされるインド型の新型コロナウイルスについて、この1週間で新たに21人の感染が確認されたことがわかりました。
厚生労働省によりますと、インド型の変異ウイルスについて、今週月曜日までの1週間に全国で新たに21人の感染が確認されました。最も多かったのは東京と大阪の5人で、次いで千葉で4人、静岡で3人などとなっています。
先週18日までの報告例は8人で、これで国内で確認されたインド型の変異ウイルスの感染者は合わせて29人となりました。
インド型の変異ウイルスは、イギリス型と比べて感染力が1.5倍にのぼるとの分析もあり、厚労省の専門家組織の脇田座長は「国内でも今後、インド型のウイルスへの置き換わりが起きる可能性は高い」としています。
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インド型 (5月26日)とイギリス型 (2月10日)
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イギリス型 での「警鐘」があった。もう2度と同じ過ちは、しないで欲しい。(警鐘と合わせると、4度目ですね)
2021 0111
「宣言の効果弱まっている」 専門家が苦言
コロナ対策を政府に助言する専門家組織は、東京の感染状況について、緊急事態宣言が出されているにもかかわらず、人出がまた増えてきたとして「第一波の時と比べて宣言の効果が弱まっている」とする分析結果をまとめました。
「東京でこのまま人流の増加傾向が続くと、リバウンドの可能性があり、今後は注意が必要。ゴールデンウイークに伴う感染者数の変動の影響も考えられ、この点を踏まえれば、今後について楽観視できない」(厚生労働省アドバイザリーボード 脇田隆字座長)
会合後の会見で専門家組織の脇田座長は、東京の感染状況についてこのように述べ、「昨年の第一波の時と比べて、緊急事態宣言の効果が弱まってきている」と指摘しました。そのうえで、「医療の提供体制は厳しい状況がまだ続いている」として、今後も引き続き対策の継続が必要だと強調しました。
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首都圏1都3県「宣言」など延長共同要請、小池都知事「延長幅は1か月」
今月末に期限を迎える緊急事態宣言などについて、首都圏の1都3県の知事が政府に延長を要請しました。
東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の知事は、今月31日に期限を迎える緊急事態宣言とまん延防止措置の延長を共同で政府に要請しました。変異ウイルスの広がりで重症化率が高まるなど、「解除できる段階にはない」としています。
Q.延長の幅はどれくらい
「だいたい1か月くらい」(小池百合子都知事)
小池知事は延長幅について「1か月くらい」と述べ、政府に対し、休業や時短など対策の強化を明確に打ち出すよう求めました。
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新型コロナウイルスは26日、県内で新たに82人の感染と2人の死亡が発表されました。
新たに感染が発表されたのは、岡山市で42人、倉敷市で29人、玉野市で3人、浅口市と笠岡市でそれぞれ2人、それに総社市、津山市、瀬戸内市、鏡野町でそれぞれ1人です。
このうち50代から90代以上までの7人が中等症です。
感染者の集団=クラスターは新たに2件発生しました。
いずれも倉敷市で、26日までに高齢者福祉施設で入所者と職員あわせて6人、小売店で従業員5人の感染が分かりました。
感染者を年代別にみますと、10歳未満が1人、10代が1人、20代が13人、30代が11人、40代が14人、50代が7人、60代が7人、70代が6人、80代が4人、90代以上が1人、非公表が17人となっています。
これで県内での感染確認は、のべ7111人になりました。
また県内で、医療機関に入院していた患者1人と、家族の希望で自宅療養をしていた基礎疾患のある高齢者1人の死亡が発表されました。
県内での死者は、あわせて97人になりました。
県内のワクチン接種率です。
県が25日現在でまとめたところによりますと、医療従事者は、1回目が7万人あまり、2回目が4万3000人あまり接種を終えました。
接種率は1回目が85.4%、2回目が52.2%です。
高齢者は1回目が5万9000人あまり、2回目は3400人あまりが接種を終えました。
接種率は1回目が10.6%、2回目が0.6%です。
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岡山県 日別感染者数
5/1 76人
5/2(日)114人
5/3 109人
5/4 68人
5/5 91人
5/6 114人
5/7 129人
5/8 189人
5/9(日)151人
5/10 137人
5/11 133人
5/12 186人
5/13 171人
5/14 166人
5/15 185人
5/16 (日)171人
5/17 108人
5/18 130人
5/19 134人
5/20 123人
5/21 111人
5/22 105人
5/23(日)83人
5/24 41人
5/25 58人
5/26 82人
5/27 74人
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岡山 接種率ランキング 「岡山」急上昇のナゼ ( しかし、まだ、高齢者A 8月中旬(1回目)、9月上旬(2回目) と予約??(かかりつけ医院) 変更連絡はいつ?? 「7月 完了」の公約?? 国や県はどうする??)
高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種率を都道府県別に見ると、トップは1週間前と同じく和歌山でした。順位を一気に上げたのは岡山で、ある“取り組み”をしていました。一方で、ペースが上がらない自治体もあります。それぞれの背景を探りました。
■トップは変わらず「和歌山」
有働由美子キャスター
「高齢者への新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種率について、23日時点の最新のランキングを見てみます。1週間前と比べ、どれだけ進んだのでしょうか」
「1位は16日時点と同じく和歌山で、9.48%から17.47%まで上昇しました。8位までは接種率が10%を超えています。緊急事態宣言の対象地域に追加された沖縄は、3.71%だった前週と同じ18位で7.5%になりました。2.31%で32位だった東京は24位になり、6.6%です」
「以下、京都・愛知・福岡など都市部を抱えて緊急事態宣言の出ている自治体を挟み、神奈川・大阪・北海道と続きます。46位は前週の1.49%から4.34%になった千葉、47位は1.6%から3.15%になった愛媛でした。順調なところ、思うようにペースが上がらないところがあるようです」
■46位の千葉県「高齢者施設」中心
小野高弘・日本テレビ解説委員
「ペースが上がらない自治体は、接種を優先的に進めている場所があると分かりました」
落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー)
「老人ホームとか高齢者施設でしょうか?」
小野委員
「その通りです。高齢者施設です。クラスターになるリスクが高いので、優先的に進めていくという考え方です。46位の千葉県は、『主に高齢者施設で接種を行い、集団接種が先送りになった』と説明しています」
「逆に、46位から16位に一気に順位を上げたのが岡山県です。接種率は1.12%から7.75%に上昇しました。県は『当初は高齢者施設を中心に接種し、その後、一般高齢者向けの接種を開始した』としていて、これが関係しています。さらに『県内の市町村ならばどこでもワクチン接種を受けられる仕組みを作った。かかりつけ医でなくても出先で接種可能』ということで、さらにペースが上がることを期待しています。助かる人は多いでしょうね」
有働キャスター
「和歌山は前週に続いてトップですが、何がうまく行っているのでしょうか?」
小野委員
「市の担当者は『かかりつけ医が積極的に接種をしています。この場合は医師と高齢者がお互いを分かっていてスムーズ。一般診療所は土日など診療時間外でも接種を行っています』と言います」
■落合さん「デジタル活用に課題」
有働
「これもありがたいですよね。自治体も頭を悩ませながら工夫して、なんとか接種率を上げようと頑張っていますよね」
落合
「緊急事態宣言の発出状況もバラバラだし、それに伴うコロナへの住民の感覚も違うので、接種率が地方によってバラバラになるのは、ある程度仕方ないかなと思います」
「一方で、デジタル活用がうまくいっていない印象があります。例えば、ワクチン接種の管理は国がマニュアルを作って自治体に渡した方が良かったかもしれないし、そうした一元管理や、ひな形を渡すといったフローをしっかり整えないとオペレーション的にできないよね、という部分です。いろんな折にずっと言っているけれど、なかなか実現しなくて困っているところだと思います」
有働
「なぜ実現しないのでしょうか?」
落合
「縦と横を両方串刺しにするデジタル改革は、デジタル庁ができた後でないと、おそらくできないのだと思います」
有働
「オリンピックの開催まで2か月を切りました。こうした、ワクチンの接種率をにらみながらの状況が続きます」
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新型コロナ変異株「E484K」岡山で14例確認 岡山82人香川9人
岡山県で変異株「E484K」が新たに14例確認されました。
岡山県で82人、香川県で9人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
岡山県で、1日の感染者が100人を下回るのは、4日連続となりました。
県内では高齢者2人の死亡が確認されています。
また4月の半ばから5月の始めに確認された変異株の疑いがある感染者の検体を調べたところ、53の検体から変異株が見つかりました。
このうち14の検体からは、従来株に感染して得た免疫の働きやワクチンの効果を低下させる恐れがある変異株「E484K」が確認されました。
残りの39の検体からは、イギリス由来の変異株が検出されています。
一方、香川県では、9人の感染が確認されています。
感染者の内訳です。
岡山県では岡山市で42人、倉敷市で29人など9つの市と町で感染が確認されています。
倉敷市では、食料品などを販売する店と、高齢者福祉施設で新たにクラスターが発生しています。
年代別にみると、20代から40代の感染が全体の約半数を占めています。
一方、香川県では5つの市と町で感染が確認されています。
9人のうち4人の感染経路がわかっていません。
年代別にみると、若年層と高齢層の感染がほとんどです。
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【感染状況】高齢者福祉施設など2件のクラスターが発生 岡山県で82人が感染 2人死亡
26日の新型コロナウイルスの感染状況です。
岡山県で感染が確認されたのは、岡山市で42人、倉敷市で29人など合わせて82人で、4日連続で100人を下回りました。
このうち倉敷市では、高齢者福祉施設と生活必需品を販売する小売店で2件のクラスターが発生しました。
新規感染者82人のうち、7人が中等症、それ以外は軽症か無症状で、全体の約4割に当たる30人が感染経路不明です。
また、岡山市と倉敷市で患者2人が亡くなっています。これで岡山県内の死者は97人に、感染者は7110人になりました。
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