京都の漬け物 いろいろ こんなの欲しかった! 手のひらサイズのかわいい京漬け物

仕事柄、日本全国をめぐっています。日本はどこもホントいい所ですが、47都道府県の中でわたくしなりにベスト3を挙げるとしたら、京都、石川、長崎でしょうか? さらに、この3か所のなかでも京都は鉄板です。修学旅行で初めて京都を訪れてからずーっと魅了されているのですが、その魅力の1つが京都ならではのお土産。京都のお土産を挙げたらキリがありませんが、絶対にはずせないのが“京漬け物”です。京料理にしても、京菓子にしても、京都の食べ物はなんでも繊細ですよね~。味もデリケートなら、見た目も美しい。日本人でもそう感じるのですから、外国人観光客にとっては、「Oh, Wonderful! Amazing!」といったところでしょうか。

さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはこんなかわいい京漬け物です。
「ちいさなだいやす」
大安 つけもの

「ちいさなだいやす」

これは、明治35年(1902年)創業の老舗「大安」の京漬け物です。全国の契約農家や市場から仕入れた旬の野菜を漬け物に仕上げているのですが、化学調味料は使用せずに、国産原料だけしか使わないというこだわりっぷり。

お漬け物に欠かせない塩は、塩作りで伝統のある“赤穂の塩”を使用。米酢は京都産で、通称“千鳥酢”と呼ばれる「京酢加茂千鳥」というブランドもの。全国的にもかなり有名です。本みりんも京都のメーカーが作っているものを使用。みりん粕は愛知産で、通称“こぼれ梅”。1年以上じっくり時間をかけて作られた三河みりんの醸造過程で生まれ、満開の梅の花のように見えることから、こう呼ばれているとか。

とにかく至れり尽くせりのお漬け物なのですが、この大安のお漬け物に、うれしいことに食べ切りサイズがあるんです。「いろいろ味見したいけど、あれもこれも買ったら食べ切れない」ということってありますよね。そんな時にピッタリのサイズです。その名も「ちいさなだいやす」。もう、商品名からしてかわいらしいこと。ラインアップも豊富で、約20種類。季節限定の味もあるそうです。その中から、個人的なトップ3をご紹介します。

第3位! 「味すぐき」。こちらは、京都上賀茂に古くから伝わる伝統的な京漬け物 「すぐき」をきざみ、程よい酸味に仕上げたもの。
かわいい手乗りサイズ。植物性乳酸菌たっぷりで、下腹に効くとのウワサ


第2位は「お茶漬壬生菜」。京の伝統野菜「壬生菜」を細かくきざんで、にんじん、ごまなどをプラス。
ちいさなだいやす お茶漬壬生菜
第1位は「赤かぶら切漬」。赤かぶらに昆布のうまみがくわわり、ほんのり甘い味わいです。
ピンクの見た目が超キュートです


え、アレがないって? そう、皆さまお気付きかもしれませんが、大安の漬物の代名詞ともいえるアレのちいさなだいやすもモチロンあります。殿堂入り「聖護院かぶらゆず風味」。京の伝統野菜「聖護院かぶら」を使用。ゆずの香りで爽やかな風味です。※今回は、売り切れで購入ならず。
こちらは通常サイズになります


そして番外編。「しその実漬」は、大根と胡瓜にしその実としその葉をたっぷりと混ぜ込んだ香り豊かな逸品。これもお茶漬けに合います!
お汁粉の横にちょんとついてくるアレといってピンとくる人はかなりの甘党です


「竹の子しぐれ」は、竹の子を京懐石風に上品にやわらかく炊き上げたもの。漬物という概念からは少し外れるので、番外としましたが、ごはんにトッピングすれば、あっという間に竹の子ご飯が完成するという優れモノです♪
ちいさなだいやす 竹の子しぐれ
開封したその日に食べ切れるから、一番おいしい味を堪能できます。「今日は、どれにしようかな~」と選ぶのも楽しい。また、常温で持ち運びOKのものはおべんとうの1品にも最適です(冷蔵保存が必要なものもあります)。
常温保存可能なものと、冷蔵保存のものがあります


ぜひ一度、お試しください。