岡山 最上稲荷、スザンヌさんらゲストに節分・豆まき式 「たくさんの笑顔を願って」 

「節分」の3日、県内の主な神社で豆まき式が行われた。季節の変わり目に邪気(鬼)を払って福を招き入れようと、多くの参拝客でにぎわった。

 岡山市北区の最上稲荷では、タレントのスザンヌさん(29)、お笑いコンビの「U字工事」と女子高校生による地元の双子デュオ「まゆみゆ」の3組がゲストとして参加した。

 「結界廊」と呼ばれる舞台(高さ約3メートル、延長約85メートル)にゲストや、公募した福男ら計約750人が交代で登壇。「福は内」のみを連呼し、5回に分けて約10万袋(約2トン)の豆をまいた。海外旅行券や家電製品などが当たる福くじも含まれており、境内には約3万人が詰めかけた。

 1回目の豆まき後、スザンヌさんは「みなさまのたくさんの笑顔を願って投げました。なかなか遠くに届かず難しかったです」などと苦笑いしていた。また、同区の宗忠神社では恒例の豆入りもちがまかれ、倉敷市児島の由加神社などでも「節分祭」が行われた。


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岡山・最上稲荷で節分豆まき式


節分の3日、神社や寺など岡山県内各地で豆まきが行われた。岡山市北区高松稲荷の最上稲荷では恒例の「節分豆まき式」があり、福を求める大勢の家族連れらが詰め掛けた。
 本殿前には高さ約3メートルの桟敷が特設され、午前10時半前から5回に分け、年男、年女ら約750人が豆をまいた。タレントのスザンヌさん、お笑いコンビのU字工事、倉敷市出身の双子デュオ「まゆみゆ」も加わり、境内を埋めた約3万人(主催者発表)は歓声を上げながら懸命に手を伸ばした。
 最上稲荷の豆まきは悪い鬼を追い払わず、良い鬼へと改心させる意味を込めて「福は内」を繰り返すのが慣例。この日は旅行券、家電製品などが当たる「福くじ」付きの豆約10万袋(約2トン)がまかれた。
 11袋を手にしたという岡山市、女性(68)は「3年連続で来たが、今年が一番多く取れた。子どもが近く結婚するので、いいお祝いになりそう」と話した。
 岡山・宗忠神社も家族連れでにぎわい
 
 節分の3日、岡山市北区上中野の宗忠神社で「節分祭」が行われ、招福を願う約3500人の家族連れらでにぎわった。
 七福神に扮(ふん)した地元財界人や年男、年女ら約300人が境内の特設ステージに登壇。鬼も温かく迎え入れるという意味の「福は内、鬼は内」の掛け声に合わせ、サッカーJ2・ファジアーノ岡山のホーム戦年間パスポートや温泉宿泊券などが当たる福豆入り餅約5万個と、家電製品などがもらえる福券入りボール1800個を投げた。
 両方に参加した倉敷市の保育士の女性(27)は「今日は豆まきを楽しむ日。もみくちゃになったけどたくさん取れてよかった」と話していた。

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老若男女 福呼ぶ豆 各地で節分行事

節分の3日、県内各地の神社などで豆まきが行われ、それぞれの伝説に基づく掛け声で福を招き入れた。

 岡山市北区の最上稲荷では、タレントのスザンヌさん(29)らが本殿前の桟敷に登場。約3万人の参拝者に豆を入れた袋を投げた。

 鬼は払わずに改心させるとして、掛け声は「福は内」。スザンヌさんは「たくさんの笑顔が訪れるようにと、思いを込めてまきました」と話した。

 総社市久米、主婦畠山仁美さん(41)は「引っ越しで新生活を始めたばかり。家族全員が健康で楽しく暮らせる年になってほしい」と願っていた。

 倉敷市児島由加の由加神社本宮では、近くの市立琴浦北小学校の児童や競輪選手らが邪気をはらった。

 特設舞台の周辺は約800人の参拝者でひしめき、豆や菓子、餅を受け取ろうと一斉に手を伸ばした。

 地元には平安時代、坂上田村麻呂らが鬼を退治したとの伝説があり、「鬼は外」の掛け声はない。同小6年三木柚葉さん(12)は「みんなに届くようにするのが難しかったけど、喜んでくれたので楽しかった」。

 一方、新見市唐松の特別養護老人ホーム「唐松荘」では、県内最高齢111歳の入所者、別所吉代さんやデイサービスの利用者ら約170人が豆まき。職員がふんする赤鬼と青鬼を追い払い、1年間の無病息災などを祈願した。

 かみしも姿の年男、角川勲さん(83)は「鬼が逃げて行ったので、今年もいい年になりそう」と笑った。
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節分 まいて化けて…芸舞妓 華やぐ京

節分を前にした2日、府内各地で関連行事が催された。

 東山区の八坂神社では節分祭があり、あでやかな着物姿の芸舞妓まいこらが豆をまいた。花街・先斗ぽんと町と宮川町の芸舞妓らがそれぞれ舞殿で舞踊を奉納。「福は内」の掛け声で袋に入った豆をまくと、参拝者が福をつかもうと手を伸ばしていた。

 3日も午後1、3時に行われ、祇園甲部と祇園東の芸舞妓が参加する。

 同区の飲食街などでは、芸妓らが仮装して客をもてなす花街の行事「お化け」があった。

 普段と異なる格好をして、鬼や災いをやり過ごす風習。この日、同区の京料理店では祇園東の芸妓がコミカルな太鼓持ちの格好で登場し、舞踊「俄にわか獅子」などを披露した。芸妓の美晴さんは「いつもと違う花街の雰囲気を楽しんでもらいうれしおす」と話した。

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紫式部ゆかり廬山寺で邪気払い開運「鬼おどり」 京都


節分の日の3日、紫式部の邸宅跡で知られる廬山寺(京都市上京区)で、邪気を追い払い、開運を迎える通称「鬼おどり」が行われた。

 鬼おどりは、10世紀に寺を創建した元三大師が、宮中で約300日の護摩供をしていたときに出現した鬼を退治した故事に由来している。

 境内に設けられた特設舞台に、たいまつや大おの、大槌などを持った「貪欲、怒り、愚痴」を具現化した赤鬼、青鬼、黒鬼が姿を現すと、独特の足踏みのおどりを披露した。

 1歳の長男と初めて訪れたという同市中京区の岡野麻世さん(30)は「鬼の迫力に息子が大泣きしてしまったけれど、一緒に厄除けができてよかった」と話していた。


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