京都 「今年の漢字」展示 漢字ミュージアム、祇園に6月開館

 日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)は9日、同市東山区祇園町南側に「漢検 漢字博物館・図書館(愛称・漢字ミュージアム)」を6月29日に開館すると発表した。ゲームや映像を交え、楽しみながら漢字文化に触れることができる。年間20万人以上の来館をめざす。

 八坂神社西側の中学校跡地に建設予定で、地上2階建て、床面積約2715平方メートル。総工費は約25億円。

 1階では、映像で漢字の歴史を解説。昨年12月に清水寺で発表された「今年の漢字」の実物も展示する。

 2階はタッチパネル式のゲームやパズルで遊びながら漢字を学ぶスペース。漢字に関する本を集めた図書館を併設する。約5万字の漢字が印刷され、1、2階を貫く「漢字タワー」も設ける。入館料未定。問い合わせは同協会(075・352・8300、4月28日まで)。

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漢字ミュージアム6月開館 京都、5万字のタワーも


 日本漢字能力検定協会は9日、京都市東山区の元弥栄中跡地に開設する「漢検・漢字博物館・図書館(通称、漢字ミュージアム)」の詳細を発表した。施設内に漢字5万字が記載されたタワーを設置し、体験や遊びを通じて漢字の歴史や文化を学んでもらう。6月29日に開館する。

 博物館は鉄骨2階建てで延べ床面積約2700平方メートル。中央には、日本の過去の文献に登場する漢字5万字が書かれた約10メートルのタワーを設置する。1階では、日本の文字文化の歴史や筆記具の変遷を紹介し、映像シアターや団体で利用できる多目的室を備える。

 2階には、四字熟語パズルや部首組み合わせかるたなど20種類のゲームで漢字を学べる施設がある。漢字に関する専門書3千冊を閲覧できる図書館も設ける。

 漢検協本部が入る建物(鉄骨3階建て、約4千平方メートル)を併設する。祇園地域の景観に合わせ、格子戸風の窓にするなど町家をイメージした外観にする。総事業費約25億円。

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参考
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