京都  大徳寺聚光院  国宝障壁画46面里帰り公開

京都市北区の大徳寺塔頭・聚光(じゅこう)院は15日、京都国立博物館に寄託している国宝の障壁画46面を本堂で公開すると発表した。聚光院の創建450年を記念する特別公開で、約9年ぶりの里帰りとなる。

 障壁画は、安土桃山時代に狩野松栄、永徳父子が描いた。このうち、四季の花鳥を描いた「花鳥図」と、琴や将棋で遊ぶ中国文人を描いた「琴棋(きんき)書画図」は永徳の代表作で、現存する数少ない作例という。もとは本堂の5室を飾っていた。2007年にデジタル複製をし、複製品を本堂に飾り、原本は同博物館に預けていた。

 同日開催された内覧会で、佐々木丞平館長は障壁画について「空間を絵の中に取り込む構成力が発揮されている」と解説。「公開し文化財を認識してもらうことが後世に伝え、保存することにつながる」と意義を話した。書院では、日本画家千住博さんの障壁画「滝」も初公開される。

 聚光院は、戦国武将三好善継が父の菩提(ぼだい)を弔うため1566(永禄9)年に創建。茶道の三千家歴代の墓所としても知られる。

 特別公開は3月1日-来年3月26日。期間中の毎月27日、28日など拝観休止日がある。拝観料2千円。小学生以下は不可、中学生は保護者同伴が必要。問い合わせは京都春秋事務局TEL075(231)7015。

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参考


国宝障壁画46面里帰り公開 京都・大徳寺聚光院

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